人生放浪記

夜の店(居酒屋やガルバ)を巡る・語る記録

地元で呑んだくれた夜

昨日、家の近くの栄えた所で呑み倒してきたんで、その話を今日は。

 

最近、兄とよく呑みに行くのだが、この日も夕方から朝まで呑み倒してやろうと企てた。

 

まず一軒目。

本当は予約してから行こうと思ったが、開店と同時くらいに入ればまぁ大丈夫だろうと、舐めてかかる。

家からそこそこ遠い店なので、1時間ほど歩く。

何軒も居酒屋をスルーし、誘惑と空腹に耐えながら目的地まで向かう。まさにベスコン。

 

そうして到着…が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臨時休業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーーーン

 

 

出鼻を挫かれた…。

こうして空腹がヤバい中、居酒屋街にまた30分ほどかけて戻る。

 

ノープランだ…どうしよう…

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ!トリキ行こう!

 

時刻は午後6時。

 

飲み屋街はかなりの賑わいである。

 

最悪鳥貴族も満員である事も想定していざ突入。

 

…空いてました!!

 

一軒目 鳥貴族

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まずはビールっすね。

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しかし鳥貴族。

久々に来たが、肉はデカいし、とても美味だし高評価。

そして何より安すぎる

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知多ロック飲んでも、

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〆に釜飯食っても、

 

2人で1万円全然到達できねぇ…。

めっちゃ安いわ。

 

二軒目 スポーツバー

鳥貴族で2時間ほど飲み食いした所で、腹がパンパンになってしまったので、アルコールだけチャージする事に。

が、ここのバー、パリピが多い…

 

通称チンパンジー(酔って喧しい人を揶揄してる表現)が大量発生。

次々やってくる客となぜか皆知り合いだし、注文したくても声届かないし。

ここは疲れましたよ……

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こちらはゴットファーザーというカクテル。

ウイスキー+アーモンド系の味。

カクテルだと舐めてたけど、どう考えてもアルコール感が強い!

案の定25度以上あるっぽい酒でした。

 

さて、スポーツバーでもそこそこ呑んだ我々は、いよいよディープな店へと繰り出す。

 

ガールズバーかキャバクラくらいだろうか。

 

しかしキャバクラは行きつけの一店舗しか知らない上、この日は本指名の子がいない。

(あと金もない)

 

そこで今夜はガールズバーへと繰り出そう。

こういう時に意外に利用できるのが客引きである。

あえて客引きに話を聞いて、最近できたらしいガールズバーへGO。

しかし呑み屋街の夜は混沌としている。

店への案内途中、「足元気をつけてください!」と客引きさんの声。

何かと思えばゲロが3箇所ほど散乱してましたよ。

あゝカオス。

 

そんなこんなでガールズバーに到着。

 

三軒目 ガールズバー(その1)

ドリンクのおねだり攻撃が凄かった覚えしかない。あと、カラオケ歌ってる人が多くてイマイチ会話するにも声を張る必要があって疲れまひた。

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とか言いつつ、テキーラショットを女の子達とワイワイ。

なんだかんだ言って遊びまくる悪う無職どすえ。

 

ちなみに、鳥貴族の時点でそこそこ酔いが回りすぎてた兄は、この店ではほぼ喋らなくなってました。

 

実質女の子2人の相手を自分だけがやるハーレム状態ですな。

 

んで、この店で3時間ほど呑みまくって次の店へ向かいましょうか。

ちょっと兄の様子が不安ですが。

恐らく大声で話すタイプではないので、それで黙ってただけの可能性はありますが。

 

あ、ちなみにとある2名とLINE交換もしちゃいましたよ。

1人は同伴やたらに誘ってくるし、やり手ですな。

 

こうしてガールズバー(その1)を出た我々は、まだ家には帰りたくねぇなという事で別のガールズバー探し。(兄はこれでも楽しんでる?っぽい)

ただ金がヤバいので、一旦ATMへ。

 

金を下ろして次に我々が向かったのは、店前で女の子たちが暇そうに客引きしてた店。

 

四軒目 ガールズバー(その2)

この店の雰囲気めっちゃいい!

まぁ人が少ない時間ってのもあるだろうけど。

 

そして付いてくれた女の子がロリ系でとても好みでしたまる

 

あとドリンク要求が自然な感じもグッドです。

グイグイ来られすぎるとちょっと疲れるんでね。

 

ここでは兄も会話に参加してくれました。

 

カードゲームみたいなのやったりワイワイワイワイしまくり。

(こんな青春送ってみたかったなぁとか思ったり思わなかったり。)

 

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そしてコカボムも頼んでしまう無職。

 

いやーご馳走様でした。

 

キャバクラもいいけど、ここのガールズバーもリピートしたいですな。

 

 

こうして酒(と俺は女)を堪能した我々は、始発の電車に乗り呑み屋街から去って行きましたとさ。

 

 

完。

 

 

2022GW旅行 2日目後半 ガールズバーで8万円失う篇

初日↓

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2日目前半↓

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シーシャと酒を堪能し、俺のテンションは最高潮だった。

店から出るなり、財布を上空へとぶん投げる!

 

奇声と共に財布は地面へ叩きつけられ、身分証明書の類がぶちまけられる。

 

地獄絵図である。

 

友人らはさすがにこのチンパンジーを見て絶句していた。

 

さぁもう止められない。また宗右衛門町へ繰り出そうではないか。

※ここで呆れ返った友人1名はホテルへと帰っていった。

 

この当時、まだ女遊びは慣れていなかったため、躊躇しつつもガールズバー程度に訪れようと考えた。

 

唯一の遊んだ経験はキャバクラ一回のみ↓

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しかしあまりにも慣れてないためか、怖気付く。

そこでコンビニで酒を買い、更にガソリン注入。

目はガンギマリ。

夜中の道頓堀は無法地帯だ。

これだけ酔っていても周りには同類がわんさかいる。

もちろん警察は歩き回ってるし、急病人か、救急車もよく通る。

カオス。

 

そしてとうとう意を決した友人が、マークしていたガールズバーダッシュで入店!

 

我々は未知の領域に足を踏み入れたのだ。

 

しかし時間が悪いのか、全然女の子が来ない。

入るなり、「女の子が来るまで待ってて下さい」的な事を店主っぽい女の子(この子が一番可愛いかった)に言われたまま、放置プレイ。

 

我々はタバコを吸いながらひたすらに待つ。(普段は俺はタバコ吸いません)

だが、友人の様子がどうもおかしい。店に入ってから全然喋らないのだ。

賢者タイム

それに構わず俺はワーワー喋りまくる。

 

そうしていると遂にエッチな格好した女の子が登場!

うーーん(何がとは言わないが)

 

とはいえ。気を良くしている俺はどんな女だろうと関係ない。(最低発言)

もう飲めればそれで良い!

 

それからダラダラと会話を続けていると、気がつけば周りの客はほとんど帰ってしまった。

そんな中、更に女の子がやってくる。

 

うーーーーん(2回目)

 

売りはパイのデカさらしいが、そんな事はどうでも良い。

今は気分がいいんだ。

と、ここで女の子からドリンクのおねだりが。

 

これが大問題。

 

こういう店のシステムを知らない俺たちがバカだった…

この手のお店では、女の子たちにドリンクを入れる事で、直接給料が上がる仕組みになっているらしい。

そんなことも知らない俺は(酔って理性がないこともあり)承諾。

数千円のワインをオープン。

 

この辺りからかなり泥酔していた。

 

すると更に、何故かオカマが唐突に乱入

 

もはや意味が分からない。

 

なんでも同系列のオカマカフェが終わったので、遊びに来たとのこと。

 

そのオカマは俺らの股間を急に触ってくるなり「ヤダ〜おっきいぃ〜」と勝手に興奮しだす。

(※勃ってません)

 

それで気を更に良くした俺は(何でだよ!!)

オカマたちのドリンクおねだりにまた屈する。

2本目、3本目で計6万円ほどだっただろうか。

 

合計8万もの大金を失ったのである。

 

そしてここらで泥酔の俺らは会話がもはや成り立たなくなり始める。

オカマたちも色々と危険を察したのか、半強制的に店から追い出される形で退店。

 

店から出た瞬間、大後悔。

金を使った事ではなく、酔い過ぎた事で

 

視界はグルグル回っており、目の前にいる友人は嗚咽している。

 

嘔吐恐怖症だった俺は、彼が吐く様子を目撃したくないため、違う道へと逸れた。

 

そして迷子になった。

 

そこからは如何に吐かないようにするかで必死だった。

スマホで「酔いすぎた すぐ治す」などと検索し、とにかく自販機を探して片っ端から水を飲んだ。

 

ああ気持ち悪すぎる…でも吐きたくない…

 

そのうち、アル中なのか、水の飲み過ぎなのか、体中が悪寒で震え始める。

(その後色々あって、さっきの女の子に会って道案内してもらったりしたが、ここでは割愛)

 

何とか道が分かった俺はトイレへ駆け込み、下からバシャーー。

こうして酔いが醒めた。

 

その後、ホテルへ無事到着した俺は、すでに帰宅済みの友人(最初に帰った方)と会話をする。

嗚咽していた友人は、ホテルに帰るなりトイレでゲーゲーして、その後爆睡。

 

この時、俺はやたらに金を使った事にキレていたとか。詐欺だとかなんとか(使ったのはお前自身でしょーが)

 

こうして波乱の2日目が終了…

 

 

3日目は大した展開がなかったのと、

二日酔い金を使いすぎた後悔が酷く、テンションが低かったため割愛します。

あ、たこ焼きが美味かったのは書いておきます。

 

こうしてカオスな大阪旅行は幕を閉じた…

 

完。

 

 

2022GW旅行 2日目前半 USJを冷やかし篇

↓初日

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2日目。

この日は神戸から大阪へ移動し、呑んで食っての1日を計画していた。

 

とりあえず神戸をサヨナラし、大阪のホテルへチェックイン。

その後我々は道頓堀へと向かった。

 

コロナ禍が若干落ち着いていたこの頃、凄まじい人混みで、飲食店は何処もかしこも満員だった。

そんな中辿り着いたのがお好み焼き屋。

いいじゃないか、こういうのでいいんだよ。

 

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安定の昼飲み。

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またまたほろ酔いになった我々は、次にUSJへと向かう事にした。

 

ところがここで問題が。

こういった文化に疎い俺は、ハリポタ等よく知らなかったのだ。

更に友人1名と俺は、ジェットコースター類NGである。

 

完全に冷やかし訪問である。

 

結局唯一分かるマリオのコーナーは抽選落ち、またここでもツマミのホットドッグとビールを嗜み、ただの昼飲みで終わった。

この楽しみ方は我々にしかできないだろう。

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USJの人混みをビール片手に掻き分け、ひたすらに歩き飲むだけの旅行もまた趣がある。

 

こうして酔った俺は、恒例の地球儀前で中指を立てた姿を写真に納め、我々はUSJをあとにした。

 

さて、ここからがメインイベントである。

呑むぞ!呑むぞ!!呑むぞー!!!

 

ところが。

店がほとんど閉まっているではないか。

どうやらコロナ対策の影響で、夜は閉めてる店が多いらしい。おのれコロナめ…

 

そんな中やっと入れた居酒屋が、海鮮系の居酒屋。

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大阪といえば串カツもね

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そしてエンジンがかかってきた我々は、ディープな街へと踏み込む事とした。

 

宗右衛門町である。

いやー客引きが多い多いw

最初は目的なくブラブラしていたが、あまりにも客引きがしつこい!!

 

二次会兼ねて店に避難や!

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ここの餃子、うますぎた。

めっちゃ頼んで腹はちけそう。

メガハイボールも2杯くらい飲んじった。

 

さて、ここで友人がとある提案をする。

「シーシャ吸わないか?」

 

最初は否定的だったが(俺は初経験のものを拒もうとする悪い癖がある)、酔った勢いで行くことになった。

 

正直、こういうの憧れてた。

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店内にはなんというか、いかにもな髪型、ファッションのディープな人たちがいた。

我々は正直、大学生の集団程度にしか見えないような(この時全員社会人だったが)、貫禄のない集団のため、ちょっと浮いてる気はした。

 

初シーシャの味はよく分からなかった。

なんか香りの良い煙って感じ。めっちゃ咽せた。

(でも今だとたまーーに吸いたくなる。中毒性あり)

 

なお、ここでもやたらに酒を飲み、結構酔った。

そしてこの後の行動で、とんでもない事をやらかす……

 

後半 ガールズバーで8万円失う篇 へ続く

2022GW旅行 初日 2万円神戸牛篇

2022年 ゴールデンウィーク

 

この日、少数精鋭の友人ら2人と、神戸〜大阪旅行を計画していた。

初日の本命は何と言っても2万円神戸牛のコース料理である。

我々はこのために神戸へと集ったのだ。

 

しかしそれはディナー。

それまでは観光タイムだ。

 

とは言っても、初日は大して何もしていない。

なんかホテル周辺ウロウロしたり、とにかく無駄に歩き回った記憶。

あ、そいえば昼から飲んでたな。

一応説明しておくと、我々は基本全員酒飲みである。アルコールが入ると人生が楽しくなっちゃう勢。そのため昼飲みは結構する。

 

あと中華街は行ったっけな。

チキンのやつ(北京ダック?)食ったけど、なんか冷めてて微妙だった。

ああいう場所は雰囲気がいいんだよ、雰囲気が。

 

そして夕暮れ(早い)

この日既に3万歩くらい歩いていた我々は疲労も限界だ。

さっさとディナーの会場へ向かう。

流石に2万円もするだけあって、ドレスコードが必要とのこと。

 

ちなみに庶民派の俺はドレスコードを知らなかった。最初聞いた時は「服装代チケットか?(意味不明)」とか思った。

ドレスコードは服装規定のこと。要はサンダルとかじゃなくて、相応のオシャンティーな服装で来てねーって話。

 

当然、店内は大人な雰囲気。

目の前に大きな鉄板があり、シェフが目の前で調理をする。

 

せっかくの滅多に来れない高級店。

我々呑兵衛どもは…頼むしかない!ワインを!

 

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やや高めのオススメワインを注文。

 

うまい飯、うまい酒…最高である。

 

と、ここでメインのお肉、神戸牛の入場。

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目の前で火柱を上げながらこいつを焼き上げていく。

そして目の前においでなさる。

 

味の感想…うーん何だろう、まろやか。

貧乏舌の俺がこんなものを食えるなんて感謝。感激。

 

とにかく至福のひとときであった。

今思い出したけど、この後に中華街に行ったんだった。時系列誤り。

高級料理の後だから舌が鈍ってたのかも。

 

本当はシェフに聞いた二次会オススメの店による予定だったが、疲労と満腹でこの日は断念。

初日はこうして幕を閉じた。

 

波乱の二日目へ続く。

キャバクラで場ゲロした話

※タイトル通り大変汚い話です!!

食事前後の人や、苦手な人は絶対閲覧しないで!!

 

2022年末某日。

この日は友人ら2人と忘年会の予定を入れていた。

 

まず一軒目。

バーで集合。

かるーく軽食を入れつつ飲み。

ジントニック、チャイナブルーに続いて何だかエンジンがかからない俺は、なんちゃらスコーピオンという度数20超えのカクテル?をin。

 

ほろ酔いになった所で二軒目。

中華料理屋でたらふく飯を喰らう。

そして紹興酒を2つロックでin。

良い感じだ〜。だいぶエンジンかかってきたぜ!

 

そして3次会。

別のバーへ。

ここで頼んだ酒は忘れました。。すんません。

ただ、調子に乗って後半でコカボムショットでin!!

さらにどんどん楽しくなっちゃった一行は、キャバクラいこーぜ的なノリになる。

 

ここで余談。

この時、メンタルを壊して会社を辞めていた自分。治療の甲斐あって、ここ数年ではなかったくらい調子が良かった。

さらに友人だけのグループならコミュ力も上昇。キャバクラに臆する事などない!!

 

↓初めてのキャバクラ篇

 

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て事で、4次会キャバクラGO!!

 

ワイワイしながら酔っ払い3名入店。

案内された席に友人とくっついて座っていると、黒服の人に「女の子が入りますので、間を空けて下さい」と促される。(あれ?デジャヴ?)

ドリンクを注文。

ここで何をトチ狂ったのか、ウイスキーロックを注文

 

1人目。

さぁこの子こそ、俺の「レジェンド」名付けの親です。

ま、その話は3回目の詫びキャバ篇の記事で書きます。

とにかく可愛い子で、後に本指名で出会う事となる…ナンテコッタ。

 

問題は2人目です。(というか問題なのはドリンクの注文だろ)

この子もまた可愛い。理性が酒で完全に飛んでる俺は、やたら「可愛い」連呼して腕組んだ気がする。

童貞とはとても思えない程のダル絡みである。

と、ここで…どうやら隣の友人についてた嬢と友達だったらしく、4人での会話に。

どんな話の流れでか、飲みゲーが開始。

とは言っても、ババ抜きで負けた人がイッキするというシンプルルール。

これが悲劇の始まりだった。

既にベロンベロンに酔ってる俺は、正直ババ抜きのルールすらよく分からなくなっていた。(余談だが、他の友人2人は俺ほどは飲んでいないため、自我を保っている)

明らかに手持ちがキャバ嬢から見え見えであるためか、1回目はあっさり負け。

は〜一気か…流石にキツい…。

「半分でも良いよ〜」

キャバ嬢の声が聞こえる。

 

 

 

 

…ここで記憶が途切れた。

 

 

 

気付いた時には口から出てた。アレが。

 

やらかした!!!!!!

 

実は、これが人生2回目のゲロだった。

嘔吐恐怖症だった自分は、これまで酒でどれだけ気持ち悪かろうと吐くことはなかった。

 

しかしそんな人生2回目が、キャバクラでの場ゲロだなんて…

 

 

 

後々聞いた話だが、この時キャバ嬢は笑ってたらしい(怒ってなくて良かった…内面は分からんけど)

黒服はキレ気味だったらしい(そりゃそうだ)

あと、記憶が途切れた後、もう一回負けてイッキしたのと、その後寝始めたという事を後から聞いた。

 

あと有益情報。

場ゲロで出禁はない…らしいですよ。

実際俺は常連客になって何も言われてないし。

店によるだろうけどね。

 

て事で、掃除代3000円(安くね?申し訳ないぜ…)と料金を払って、キャバクラから無理やり退場(友人が引き摺り出してくれた)

 

その後も記憶はほとんどないものの、タクシーに乗せられ、道中で止めてもらい人生3度目の嘔吐。

とんでもない忘年会ならぬ煩悩会になりましたとさ…。

 

お酒の飲み過ぎには注意しましょう。

 

「人生2回目のキャバクラで場ゲロした」篇 完

初キャバクラの話(2021年10月末)

前職での話。
大学卒業後、1年ほどニートを満喫していた俺は、親にワーワー言われたことで自棄になり、とうとう観念して就職した。

その仕事は技術職で、入社数ヶ月は研修が続いていた。
そして研修が終わった頃、同期とマネージャー(おじいちゃん)との3人で、名古屋での打ち上げが開催された。

酒を飲むと饒舌になる自信のある俺だったが、普段の寡黙さを知られてる2人の前ではなかなか本領発揮できずにいた。

そして2次会。マネージャーが連れて行きたい場所があると言い出した。

 

黙々とマネージャーの後をついていく。
すると目の前になんとも神々しいような、白色の女神像的なモニュメントがある建物へと着いた。

その時、俺は気付いた。
これはそういう系のお店だ…と。

 

まず前提情報として説明しておこう。
俺は彼女いない歴=年齢。そして当然童貞。
中学生の頃こそ女子とはそこそこ話していたが、高校以降はまるで縁がなく、女性耐性がゼロに近しくなっていた。

 

そのため、店を前にして急に酔いが覚めてきた。というか、き、きききき緊張してきた…。

 

店内へ入っていく。
灯は薄暗く、何とも言えない雰囲気だ。


そもそもシステムもよく分からないため、案内された席に同僚とくっついて座っていると、黒服の人に「女の子が入りますので、間を空けて下さい」と促される。

 

そしてキャバ嬢がやって来る。

 

 

 

…なんだこのどエロい衣装は?!
露出度高っ!!
童貞には刺激が強すぎる!!

 

彼女らはフランクに挨拶してきて、真隣にお座りになられる。
この時俺は絶対オドオドしてたと思う。
まさに童貞の権化と思える程に。
言い換えればとてもキモかった。

 

1人目、正直会話内容覚えてない。「こういう所初めてー?」とか「お仕事はー?」とか無難な話をした気がする。

 

2人目、こちらも会話内容覚えてない。が、この娘(こ)とは会話が弾まなすぎて恥ずかった覚えがある。
キャバクラ来てんのに無言の時間が続くってどうなってんだよ!!
死ぬほど気まずい時間だった。

 

3人目。この娘は気さくだった。来るなり肩触ってきたし、めっちゃ喋ってきた。
さらに、会話デッキの「出身地域」でまさかの同じ市出身だと判明。奇跡的にそこそこ会話が盛り上がった。

 

そして時間が来て終了。

初キャバクラの後、俺は偉そうに仲間のLINEで報告した。その内容が以下である。

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今考えると壮大なフラグである。

 

「女の子と喋るだけだった」
お前ww 途中会話なくなってたやんww

 

「まぁ暇つぶしには良いですね」
強がってやがるwww

 

初キャバクラは散々だった。なんか全然覚えてないし、酒飲んだ記憶もないし、気まずい時間があった事だけはやたら覚えてるし。

 

この時は、キャバクラ行くやつの気がしれない…と本気で思っていた。

 

 

 

 

が、しかし…。

 

一年後、まさかキャバクラにハマるとは思ってもいないレジェンドであった…。

(「初めてのキャバクラ」篇 完)